ダイバーシティの推進・人材育成【従業員のエンゲージメント向上】

基本方針(基本的な考え方)

  • 井関グループは、経営戦略のひとつとして、多様な人材を活かすダイバーシティの推進に努めます。
  • 多様な能力と意欲ある社員に適正な処遇を行い、積極的な活躍の機会を創出し、従業員のャリア形成をサポートします。

井関グループ全体の人材活用

開発・設計・製造・販売・サービスを始めとする様々な人材を擁する井関グループの強みを生かし、グループ全体での人材活用を行っています。グループ会社の垣根を超えた人材交流を行い、多様な能力を有する人材の育成やグループ全体での人員配置の最適化を図っていきます。

多様な人材の活用「ダイバーシティ」

井関グループでは、経営戦略の一つとして、多様な人材を活かすダイバーシティの推進に取り組んでいます。事業のグローバル化や技術革新に伴う専門性の深化が進む中、多様な人材の能力を最大限に活かすため、性別・国籍・採用区分等に関わらず、能力と意欲ある社員に適正な処遇を行い、積極的な活躍の機会を創出し、従業員のキャリア形成をサポートしています。

コーポレートガバナンス・コードに基づく目標

  1. 女性 2025年末までに管理職に占める女性の比率を7%以上とする
  2. 外国人 2025年末までに外国人の管理職を現状より増加させる
  3. 中途採用者 2025年末までに管理職に占める中途採用社員の比率を7%以上とする

女性活躍推進への取り組み

多様な人材活用の一つとして、女性活躍推進に取り組んでいます。女性が活躍できる職場環境整備に向けた行動計画として、採用者に占める女性の割合を20%以上とすることを目標に掲げています。また、これまで取り組んでいた、管理職候補となる主事級の女性社員比率の引き上げが進んできたことから、今後は、管理職の女性社員比率の引き上げにも取り組んでいきます。

行動計画(2026年目標)

  • 採用者に占める女性の割合を20%以上とし、技術系の女性を積極的に採用する。
  • 管理職に占める女性の割合を7%以上とする。
  • 社員の有給休暇平均取得日数を12日以上とする。

外国従業員の雇用

国籍に関わらず、本人の適性や志向にあわせて、開発、生産、販売など様々な分野で活躍しています。

中途採用

事業戦略の実行に必要な人材を確保する為、中途採用を積極的に行うとともに、その能力向上と登用を進めていきます。

障がい者雇用

障がいの有無に関わらず、さまざまな人が能力を発揮できる職場を目指しています。2022年度は、実雇用率2.24%と法定雇用率とほぼ同等の結果となりました。引続き、雇用機会の創出を図ってまいります。

高齢者の雇用

60歳の定年以降もこれまでの経験や技能・知識の伝承を期待して、原則希望する全従業員に対し、65歳までの再雇用制度を導入し、高齢者の活躍を積極的に推進しています。
また、65歳以降の就業機会確保に向けた雇用制度の検討を進めています。