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社会 2024年03月14日

「グローバル人材育成教育」の協働機関として講義を行いました

 井関農機株式会社は、2月19日 愛媛大学附属高等学校にて、「グローバル人材育成教育」の講義を行いました。
 愛媛大学附属高等学校は、昨年まで文部科学省の「WWLコンソーシアム構築支援事業※」に取り組んでおり、四国で唯一の「カリキュラム開発拠点校」の指定を受けています。現在、特異な才能を見出す一人ひとりの個性や能力に合わせた教育を開発しています。

 当社は地元企業としてWWLコンソーシアム構築支援事業の協働機関に登録しており、食料問題、国際支援、地域活性化などの課題解決の一つとして、農業の大切さや、将来の農家を支えるスマート農機の技術について講義を行いました。

 田植機の開発を担当する若手社員が、1年生120人に向け「愛媛の井関農機と農業の未来」と題し講義を行った後、「近未来においても、持続可能な農業とは︖その農業を実現するために、必要なものは︖」というテーマでグループディスカッションを行いました。学生からは「就農体験の大切さ」「農家の収入安定のため天候に左右されない栽培設備の必要性」「若手就農者から高齢者へデータを活用した農業の普及を行う」など、柔軟な発想や視野の広さに驚かされるとともに当社側も刺激を受けました。

ISEKIグループは、グローバル展開を行う企業として、このような機会を通し学生の人材育成に貢献してまいります。

※WWLコンソーシアム構築支援事業とは
文部科学省が推進する、将来高校生がイノベーティブなグローバル人材に成長するための事業です。高等学校等と国内外の大学、企業、国際機関等が協働し、高校生へより高度な学びを提供する仕組みを構築しています。