さなえ全国子ども図画コンクール
井関農機が毎年恒例行事として開催して参りました「さなえ全国子ども図画コンクール」は、今年で第25回目を迎えました。
また、本年は田植機さなえ誕生50年を記念し、新たに特別賞を設定いたしました。
今年は全国から約1,100名の子ども達の秀作が集まりました。井関はこのコンクールを通して家族との「ふれ愛」、自然との共生を大切にしながら環境保全、食糧の増産に尽力いただいている農家のみなさまを応援してまいります。

応募期間 | 2020年6月1日~2020年8月31日 ※本年の募集は終了しました |
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対象 | 小学生以下の児童・園児の方 |
テーマ | 「農業で働く家族」 お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど、がんばって農業で働く家族 |
応募方法 | 指定応募用紙に必要事項を記入し、2020年8月31日までにご応募ください。 ※応募作品の権利は主催者に帰属し、作品の返却はできません。 |
表彰について |
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審査 | 社内審査および外部審査により選定受賞者の発表は2020年10月頃、井関農機ホームページにて行います。 ※コンクールの応募については、日本国内に限ります。 |
第25回(2020年度)の審査の模様
応募いただきました作品の中から、全国の各地区で入選した485作品をつくばみらい事業所に展示し、社内審査、および専門家の先生方をお招きした社外審査を開催しました。審査会の模様をお伝えします。

素晴らしい作品から選考するため社員の眼差しは真剣です。

多くの作品の中にも地域性が見られます。

外部審査の様子です。

1点ずつしっかり鑑賞していきます。

審査にも熱が入ります。

厳正な審査の結果、入賞作品が決定しました!
審査に参加いただいた先生方のご紹介

藤澤 英昭(ふじさわ ひであき)先生
経歴:1944年生まれ
千葉大学教授、千葉大学教育学部長を歴任
1996~98年 小学校指導要領作成協力者会合委員(図画工作)
現在千葉大学教育学部名誉教授

古城 和明(こじょう かずあき)先生
経歴:1936年生まれ
中央大学法科に学ぶ
1958年 井上三綱に師事、水墨画の技法を感得
1998年 第29回国画展 東京都知事賞受賞
現在、国画院会長
審査の様子と審査員の先生方からのご講評
第25回(2020年度)受賞作品


- 農業を見学する私
- 道端 和純さん 9歳(北海道)
トラクタのタイヤの跡に注目している場面を描いた、ユニークな作品。オレンジのネットの中にはアスパラガスが入っており、北海道らしさも感じる。

- 家族総出の収穫・お兄ちゃんずるい
- 古屋 麻奈実さん 11歳(山梨)
実りの充実感をよく感じる作品であり、収穫の喜びが全体から伝わってくる。

- 野菜しゅうかくまつり
- 西崎 悠真さん 11歳(三重)
今風なポップな作品。非常に細かく描かれており、描こうというエネルギーを強く感じる。

- トラクターに乗ってたらカエル
見つけたよ - 植村 康平さん 7歳(山口)
迫力満点のトラクタでたがやしている際にカエルを発見したという感動の場面がよく描かれている作品。

- そ父とスイカをとったよ
- 髙田 啓后さん 8歳(鹿児島)
ハウスの中でスイカを収穫している場面で、非常にほのぼのとした良い作品。


- 田植えをがんばるおじさん達!!
- 中板 花音さん 10歳(北海道)

- しろかきするパパ
- 小田 樹さん 5歳(福島)

- がんばって育てたキャベツ
- 浜田 涼菜さん 7歳(神奈川)

- おつかれさま
- 西野 妃莉さん 12歳(富山)

- 田植機でらくらく!
SANAEちゃんが来たよ! - 頼末 真里菜さん 10歳(兵庫)

- たのしい畑つくり
- 水木 望愛さん 8歳(広島)

- 家族みんなで田植えわいわい
- 桑村 心結奈さん 11歳(徳島)

- 田植えのとき
- 横田 葵さん 11歳(岡山)

- 雑草バイバイ!
お野菜大きくなーれ!! - 久保田 夕葵さん 5歳(佐賀)

- 田植えを手伝ったよ
- 柳 明仁さん 11歳(鹿児島)
田植の風景を大変良い観察力で見ている。構図としてもまとまりがよく、努力の跡が見える。農業に対する家族全員の協力、家族がそろって農業に従事している喜びをうまく表現している作品。