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環境マネジメント・環境会計
公害防止法規制への対応
●社内自主管理基準値の設定と管理
井関グループでは、国内3製造拠点の立地する地域の動植物への負荷低減や地域社会に配慮した事業活動を行っており、大気や水質の汚染など環境リスク低減のため、環境関連法規や条例基準値に対しより厳しい自主管理基準を定めています。2019年度の実績は、全て自主管理基準値をクリアし環境汚染低減に向け推進しました。
測定項目 | 単位 | 井関松山製造所 | 井関熊本製造所 | 井関新潟製造所 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
規制 基準値 |
自主 管理 |
測定値 | 規制 基準値 |
自主 管理 |
測定値 | 規制 基準値 |
自主 管理 |
測定値 | |||
水質 | 浮遊物質量(SS) | mg/L | 600 | 500 | 26 | 200 | 40 | 2 | 90 | 45 | 3 |
生物化学的酸素要求量(BOD) | 600 | 500 | 44 | 25 | 8 | 8 | 60 | 30 | 19 | ||
n-ヘキサン抽出物質 (動植物油脂) |
30 | 18 | 3 | 30 | 2.4 | 0.5未満 | 30 | 4 | 2 | ||
大気 | ばいじん | g/m²N | 0.30 | 0.18 | 0.01未満 | 0.30 | 0.08 | 0.01未満 | 0.30 | 0.20 | 0.01 |
窒素酸化物(NOx) | ppm | 260 | 91 | 41 | 250 | 200 | 37 | 180 | 100 | 79 | |
ばいじん(鋳造電気溶解炉) | g/m²N | 0.10 | 0.08 | 0.01未満 | - | - | - | - | - | - |
-:該当設備なし、又は規制値対象外
●環境データの測定頻度
設備・場所 | 測定項目 | 測定回数 | ||
---|---|---|---|---|
井関松山製造所 | 井関熊本製造所 | 井関新潟製造所 | ||
工場排水 | 水質 | 1回/年 | 1回/年 | 1回/月 |
鋳造溶解炉 | 大気 | 2回/年 | - | - |
ボイラー | 2回/年 | 2回/年 | 2回/年 | |
敷地境界線 | 騒音 | 2回/年 | 1回/年 | 1回/年 |
振動 | 2回/年 | - | - |
-:該当設備なしまたは規制対象外
環境会計
井関グループでは、環境保全活動にかかわる投資と費用のコストを集計することにより、環境保全などに関する経営判断に活用すること等を目的として環境会計に取り組んでいます。
環境保全コストは、公害防止や環境保全、資源循環などへの投資額となり、内製ディーゼルエンジン排出ガス規制対応及び、燃費向上などを目的に投資を行っています。
環境保全対策に伴う効果は、経済効果と物量的(削減量)効果があり、再資源化や塗装方法の効率化、省エネルギー機器の導入、加工設備のインバータ化などによるものです。
<2019年度実績>
環境保全コスト | ||||
---|---|---|---|---|
分類 | 主な取り組みの内容 | 投資額 (百万円) |
費用額 (百万円) |
|
(1) | 事業エリア内コスト | 410 | 85 | |
内訳 | ①公害防止コスト | 排水処理 | 4 | 39 |
②地球環境保全コスト | インバータ取付 | 406 | 2 | |
③資源循環コスト | 廃棄物処理 | 2 | 43 | |
(2) | 上・下流コスト | グリーン購入 | 0 | 47 |
(3) | 管理活動コスト | 環境マネジメントシステム維持 | 0 | 48 |
(4) | 研究開発コスト | 排出ガス規制対応 | 59 | 518 |
(5) | 社会活動コスト | 周辺清掃活動・社会貢献 | 0 | 12 |
(6) | 環境損傷コスト | - | 0 | 0 |
合計 | 470 |
710 |
環境保全対策に伴う経済効果 | ||
---|---|---|
効果の内容 | 金額 (百万円) |
|
(1) | 各種資源投入量の削減 | 0.0 |
(2) | 環境負荷物質の減少 | 74.5 |
(3) | エネルギー消費量の減少 | 3.0 |
合計 | 77.6 |
環境保全対策に伴う物量効果 | ||
---|---|---|
比較指標の分類 | 減少値(t) | |
投入 | エネルギー起源のCO2排出量 | 5,585 |
水の投入量 | 250 | |
排出 | 廃棄物の再資源化量 | 7,522 |