AGRI NEWS [MAFF アプリ連携-農林水産省]

2023年06月08日

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【農業用ハウスをお持ちの農家のみなさん!これからの台風シーズンに備えましょう!】

【農業用ハウスをお持ちの農家のみなさん!これからの台風シーズンに備えましょう!】
この度の梅雨前線及び台風2号による大雨被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。
これから台風シーズン本番を迎えますが、気象庁によれば、今年の夏はエルニーニョ現象が発生する可能性が高く、このエルニーニョ現象が発生した年の夏は、冷夏や天候不順になりやすく、台風に関しては、平常時より発生数は少ないものの、最も発達したときの勢力が強く、また、発生から消滅までの寿命が長くなる傾向があるとのことです。
前回、夏にエルニーニョ現象が発生したのは2015年(平成27年)。この年は台風が27個発生ましたが、その中でも、8月に発生した台風15号と9月の18号は、日本各地に甚大な豪雨災害をもたらし、農業関係の被害額は約500億円にのぼりました。
備えあれば憂いなしです!いざという時のために、下記の3つの備えポイントをおさえて、災害への備えを万全にしておきましょう!
 
【備えポイント1】農業用ハウスの台風被害防止に向けた点検・保守管理
 
農業用ハウスの台風被害を防止するため、日頃からの点検・保守管理、補強などの対策を行い、台風に備えましょう。
 
【備えポイント2】災害等に備えてチェックリストでの確認や農業版BCPの作成
 
災害が発生した場合の被害の軽減や経営の継続のためには、「農業版BCP(事業継続計画)」の作成が重要です!農林水産省では日頃の対策を点検できる「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト」と「農業版BCP」のフォーマット(園芸用)を用意していますので、これらを活用し、自身の備えが十分であるかをご確認ください。
 
【備えポイント3】園芸施設共済等の農業保険への加入
 
園芸施設共済は、農業用ハウスのための保険です。近年、資産価値の10割まで補償できる特約や1万円を超える程度の損害から共済金を支払う特約が登場し、手厚くなった補償に魅力を感じて加入される方が増えており、施設園芸農家の7割以上が加入しています。
 
まだ保険に入っていないという方は、この機会にぜひ、園芸施設共済への加入をご検討ください!また、ハウス内の農作物は収入保険への加入をご検討ください!詳しくはお近くの農業共済組合まで、お気軽にお問い合わせください。

情報元: 農林水産省

この記事は、農林水産省政策情報API を利用して取得した情報をもとに作成していますが
サービスの内容は農林水産省によって保証されたものではありません。

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