AGRI NEWS [MAFF アプリ連携-農林水産省]

2024年02月20日

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<自然災害へ備える>農業版BCP(事業継続計画)の作成者の声をご紹介します!

<自然災害へ備える>農業版BCP(事業継続計画)の作成者の声をご紹介します!
 皆さん、農業版BCP(事業継続計画)は既に作成されましたか?

 「聞いたことはあるけど何なの?役に立つのかな?」と思われている方のために、実際に農業版BCPを作成された方の声をご紹介します!

 今回お話を伺ったのは、静岡県掛川市の鈴木春雅(すずきはるまさ)さんです。
 鈴木さんは、補助事業の採択時のポイント加算となると、中小企業診断士から農業版BCPを勧められて策定しました。
 農業版BCPについて、鈴木さんは「J—SHIS(地震ハザードステーション)や市のハザードマップを参考に、地震や津波を想定して策定しました。その上でBCPの取組として、災害時の人員体制整備や災害に備えたハウス設備の補強等のほか、土地勘のない一部従業員に配慮した避難場所や通勤ルールの設定、自身が不在時の対応マニュアルの作成を行っています。自然災害等のリスクへの備えをBCPとして具体化することは、人命の安全確保や事業の早期復旧に向けた取組の優先順位も明確になるので、近隣の農業者にもBCPの策定を勧めたいと思ってます。」と話されています。

 農業版BCPを作成することで、ご自身が現在取り組んでいる災害への備えを改めて確認できるとともに、平常時の経営の見直しにもつながります。また、BCPの作成を機に、有事に必要なものについてあらかじめリスト化をしておくことや、調達元をある程度定めておくことで、慌てずに行動を起こせます。すでに備わっている経験を見える化し、災害等に備えておきましょう!

 農林水産省のホームページにチェックリストを用意しています。まずは、皆さんもぜひ一度、チェックしてみてください!

情報元: 農林水産省

この記事は、農林水産省政策情報API を利用して取得した情報をもとに作成していますが
サービスの内容は農林水産省によって保証されたものではありません。

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