AGRI NEWS [MAFF アプリ連携-農林水産省]

2022年10月04日

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松くい虫及びナラ枯れ被害の状況をまとめた資料を公表しました

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松くい虫及びナラ枯れ被害の状況をまとめた資料を公表しました
1.松くい虫被害
(現状)
 全国の松くい虫被害量は、昭和54年度の約243万㎥をピークに長期的に減少傾向にあります。令和3年度の被害量は、前年度比87%の約26万㎥(ピークである昭和54年度の約1/9)となっていますが、依然として我が国最大の森林病虫害です。
 令和3年度において被害が発生したのは、北海道を除く46都府県であり、そのうち前年度から被害が増加したのは17都県です。
(対策)
 松くい虫被害対策は、公益的機能の高い松林を「保全すべき松林」、その周辺に位置する松林を「周辺松林」として都道府県知事等が定め、これらの松林を対象として重点的かつ総合的に対策を実施しています。
 保全すべき松林においては、薬剤等による「予防対策」や被害木の伐倒くん蒸等の「駆除対策」等を実施するとともに、周辺松林では樹種転換を推進しています。
2.ナラ枯れ被害
(現状)
 全国のナラ枯れ被害量は、平成22年度をピークに減少し、4万から9万㎥の間で推移してきましたが、令和2年度には約19万㎥に急増しました。令和3年度は約15万㎥と前年度の約80%に減少しています。
 令和3年度において被害が発生したのは42都府県であり、そのうち前年度から被害量が増加したのは16都府県です。
(対策)
 ナラ枯れの防除に当たっては、特に守るべき樹木及びその周辺において、健全木への粘着剤の塗布やビニールシート被覆による侵入予防、被害木のくん蒸等による駆除等を実施しています。

情報元: 林野庁

この記事は、農林水産省政策情報API を利用して取得した情報をもとに作成していますが
サービスの内容は農林水産省によって保証されたものではありません。

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