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2022年06月06日

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【農業用ハウスをお持ちの農家のみなさん!これからの台風シーズンに備えましょう!】

【農業用ハウスをお持ちの農家のみなさん!これからの台風シーズンに備えましょう!】
今年もまもなく大雨・台風シーズンがやってきます。昨年は台風による大きな災害は例年よりも少ない1年となりましたが、台風8号が宮城県から、台風14号が福岡県から統計史上初めて上陸するなど、これまでの想定を外れたことも起きました。
今年の夏は、ラニーニャ現象の影響から猛暑が予想されていますが、猛暑の年の台風と言えば、忘れることができないのが平成30年の台風21号と台風24号です。近畿地方から北日本まで甚大な被害をもたらし、この年の農林水産関係の被害額は6,000億円を超えました。
油断は禁物です!普段は台風の影響が少ない地域でも、以前では考えられなかったような災害が起こるかもしれません。いざという時のために、下記の3つの備えポイントをおさえて、災害への備えを万全にしておきましょう!

【備えポイント1】農業用ハウスの台風被害防止に向けた点検・保守管理

農業用ハウスの台風被害を防止するため、日頃からの点検・保守管理、補強などの対策を行い、台風に備えましょう。

【備えポイント2】災害等に備えてチェックリストでの確認や農業版BCPの作成

災害が発生した場合の被害の軽減や経営の継続のためには、「農業版BCP(事業継続計画)」の作成が役立ちます!農林水産省では日頃の対策を点検できる「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト」と「農業版BCP」のフォーマット(園芸用)を用意していますので、これらを活用し、自身の備えが十分であるかをご確認ください。
 
【備えポイント3】園芸施設共済等の農業保険への加入

園芸施設共済は、農業用ハウスのための保険です。近年、資産価値の10割まで補償できる特約や1万円を超える程度の損害から共済金を支払う特約が登場し、手厚くなった補償に魅力を感じて加入される方が増えており、施設園芸農家の7割が加入しています。

園芸施設共済にはいつでも加入できます!まだ保険に入っていないという方は、この機会にぜひ、園芸施設共済への加入をご検討ください!また、ハウス内の農作物は収入保険への加入をご検討ください!詳しくはお近くの農業共済組合まで、お気軽にお問い合わせください。

情報元: 農林水産省

この記事は、農林水産省政策情報API を利用して取得した情報をもとに作成していますが
サービスの内容は農林水産省によって保証されたものではありません。

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