組作業での安全確保！ （１月に発生した農作業死傷事故について）

令和４年１月に発生した農作業死傷事故について紹介します。

<１月に発生した農作業死傷事故：９件>
農業機械作業に係る死傷事故：３件
　　うち　乗用型トラクター　２件　ほか

その他の死傷事故 ：６件
　うち　稲わら等焼却作業中の火傷　２件
　　　　高所からの転落　２件　ほか
　　 
＜今月のワンポイント＞
○　1月は９件の農作業中の死傷事故が報告され、このうち４件が死亡事故でした。

○　昨年もこの場で注意を呼びかけましたが、今回も農業機械作業中に後方の作業補助者を巻き込んでしまう痛ましい死亡事故が２件報告されています。

○　運転手からは、機体や作業機が目隠しになり、作業補助者を視認することが難しい場合があります。
① エンジン駆動中は機械の稼働範囲に作業補助者を近づけない、
② 機械の稼働前にホーン等で合図を送る、
③ 運転手には目視できる前方から近づく
など、作業開始前に作業者どうしでルールを確認することで、習慣づけを行いましょう。

○　なお、３月から「令和４年春の農作業安全確認運動」がはじまりました。今年のテーマは、『しめよう！シートベルト』です。身近な方々にシートベルト着用を呼びかける運動に是非、ご協力ください。