一年の計は元旦にあり！災害に備えて農業版ＢＣＰについて考えてみましょう！

明けましておめでとうございます！令和４年の新春を迎え、皆様の御健勝をお祈りいたします。
平穏無事な一年となりますよう、私どもも切に願っております。

さて、「一年の計は元旦にあり」の言葉があるように、物事は始めが肝心です。新年のこの機に、心新たに、農林水産省でご用意している「農業版ＢＣＰ（事業継続計画書）」のチェック項目を使って、災害に備えてご自身の経営について考えてみませんか？

＜想定＞
もしも災害により、①電気②ガス③水道④情報通信⑤交通⑥ほ場　が機能しなくなった場合、農業経営にはどのような影響がありますか？また、その時の対応や代替手段はどのようなものが考えられますか？

＜対応例＞
①電気が止まった場合、「灌水・施肥・温度管理ができない」といった影響が出るので、「自家発電機（事務所保管）の利用」で対応する。②ガスが止まった場合、影響なし。③水道が出なくなった場合、「灌水ができない」といった影響が出るので、「井戸水・貯水タンク・河川水のくみ上げポンプ・雨水の使用」で対応する。・・・など

上記は対応例のほんの一部です。
農業版ＢＣＰ（事業継続計画書）は記入例と一緒に、当省ホームページからダウンロードできますので、ご自身の経営に合った計画をご家族や従業員の方と話しあってみてください。
これから本格的な降雪のシーズンとなりますので、準備をしっかりと行い、今年一年の良いスタートを切りましょう！