【安全対策】刈払機の事故に注意！（６月に発生した農作業死傷事故について）

<６月に発生した農作業死傷事故：42件>
農業機械作業に係る死傷事故：29件
　うち　乗用型トラクター　10件
歩行型トラクター　６件
　　　　刈払機　　　　　　３件　ほか

その他の死傷事故 ：13件（高所からの転落など）
 
＜今月のワンポイント＞
○６月は42件の農作業中の死傷事故が報告されました。

○今回、刈払機による事故が死亡事故を含め3件報告されています。

○特に夏場は熱中症のリスクもあるため２人以上で農作業を行うことを推奨していますが、刈払機の作業では周囲の人を誤って傷つけてしまう危険も伴います。今回報告された事故には、こうした「複数人での組作業」において起こったものが含まれていました。

○刈払機の作業を行う際は、保護メガネを装備するなどの対策に加え、組作業を行う場合は「15m以内に人を近づけない」、「前方から合図して近づく」など安全な作業方法を事前に確認してから行いましょう。斜面の上下位置で作業することは、斜面の上の作業者が滑落した場合に下の作業者の刈払機と接触する恐れがあり、極めて危険です。絶対にやめてください。