【６次産業化】農業生産関連事業の販売金額等の調査結果をお知らせします

農林水産省では、6次産業化の実態を把握するための調査を行っています。

今回、令和元年度の農業の6次産業化による販売金額等の調査結果を公表しましたのでお知らせします。

本調査では、6次産業化の実態を把握するため、農業生産関連事業として「農産物直売所、農産加工、観光農園、農家レストラン及び農家民宿」を営む事業体について、販売（売上）金額、従事者数等を調査しています。

また、農業経営体による農産物の直接販売として、「卸売市場、小売業、食品製造業、外食産業及び消費者」に対して販売した年間販売金額も調査しています。

調査結果の概要は以下のとおりです。

【調査結果概要】
全国の農業生産関連事業の「年間総販売金額」は、2兆773億円で、前年度に比べ1.3％減少しました。
業態別には以下のとおりです。（カッコ内の数値は対前年度増減率）

・農産物直売所 1兆534億円（ 2.4％減少）
・農産加工 9,468億円（ 0.7％増加）　
・観光農園 359億円（10.9％減少）
・農家レストラン 357億円（ 7.1％減少）
・農家民宿 54億円（ 9.7％減少）

また、農業経営体による農産物の直接販売における年間販売金額は2兆9,850億円で販売先別には以下のとおりです。

・卸売市場 1兆438億円（販売金額に占める割合 35.0%）
・小売業 8,316億円（同 27.9％）
・食品製造業 5,593億円（同 18.7％）
・消費者に直接販売 4,630億円（同 15.5％）
・外食産業 873億円（同 2.9％）

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