台風第23号による暴風、高波などに警戒しましょう！

○ポイント
・台風第23号は、11日にかけて南西諸島から九州南部に接近し、その後12日には、台風第22号と同じような進路で暴風域を伴って伊豆諸島へ接近し大荒れの天気となるおそれ
・伊豆諸島では、これまでの大雨で地盤が緩み、通常よりも少ない雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれ
・伊豆諸島では、これまでの大雨で地盤が緩み、通常よりも少ない雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれ。暴風や高波、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒
・奄美地方、西日本太平洋側、東日本太平洋側では暴風や高波、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒
・最新の台風情報に留意

〇概況
台風第23号は10日9時現在、大東島の北東を北北西に進んでいます。台風は11日にかけて、発達しながら南西諸島から九州南部に接近するおそれがあります。11日には進路を東よりに変えて、12日には暴風域を伴って日本の南を東に進み、伊豆諸島に接近するおそれがあります。

〇暴風・高波
奄美地方や西日本太平洋側、東日本太平洋側では11日から13日にかけて、非常に強い風が吹いて波が高く、しけとなるところがあります。
伊豆諸島では12日から13日にかけて、猛烈な風が吹いてうねりを伴って波が高く、大しけとなるおそれがあります。

〇大雨
南西諸島及び九州南部では11日から12日は、雷を伴って激しい雨が降る所があります。伊豆諸島では11日から雨が降り、12日から13日には、警報級の大雨となるおそれがあります。

〇警戒事項
　伊豆諸島では、これまでの大雨で地盤が緩み、通常よりも少ない雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。暴風や高波、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
奄美地方、西日本太平洋側、東日本太平洋側では暴風や高波、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。
最新の台風情報に留意してください。
暴風が実際に吹き始めてからでは、屋外での行動は命に危険が及びます。
増水した河川や水路、土砂崩壊が起こるおそれがある場所に行くことは危険ですので避けてください。
大雨が収まった後の施設の見回りも、増水した水路その他の危険な場所には近づかず、転落や滑落しないよう、足下や施設周辺の安全に十分に注意し行いましょう。

〇事前の備え等
豪雨や台風等の風水害に備えるための情報を、関連情報「豪雨や台風への備え（農水省HP）」に掲載しています。
これらの情報も参考に、農業用施設の点検や機械の避難等を行い、事前の備えに万全を期していただくようお願いします。