林業労働における「災害事例から見る再発防止対策」を公表しました

　我が国の森林づくりを担っている林業事業体、林業就業者、関係する皆様には、厳しい環境の中、日頃より森林作業に取り組まれていることに対しまして、心より敬意を表します。
　森林を適切に育てていくためには、担い手となる皆様が、やりがいをもって就業できる明るく健康な職場づくりが不可欠であり、労働災害の防止は最も優先すべき課題です。
　林野庁では、これまで関係機関と連携しながら労働災害の防止に努めてきたところですが、今後も多様な取り組みを進め、労働災害ゼロの実現を目指したいと考えています。
　今般、林業労働における「災害事例から見る再発防止対策」を公表しました。以下の災害毎の事例から、原因と再発防止対策を図を添えて紹介しています。この資料は、「緑の雇用」事業の中で行われる研修で使用してまいります。
〇転倒：事例1～3
〇枝の落下：事例4、5
〇枯損木の落下：事例6
〇かかり木：事例7～19
〇つるがらみ：事例20～22
〇キックバック・チェーンソー：事例23～36
〇裂け上がり：事例37、38
〇ウインチワイヤーの巻き込み：事例39
〇キックバック刈払機：事例40～51
　皆様方におかれましても、安全と健康は自ら守るべきものとあらためて認識して頂き、安全衛生活動への積極的な参加と日々の作業においても常に安全に心がけて下さいますようお願い致します。