さなえ全国子ども図画コンクール
井関農機が毎年恒例行事として開催して参りました「さなえ全国子ども図画コンクール」は、今年で第23回目を迎えました。
昨年は全国から1,400名の子ども達の秀作が集まりました。井関はこのコンクールを通して家族との「ふれ愛」、自然との共生を大切にしながら環境保全、食糧の増産に尽力いただいている農家のみなさまを応援してまいります。

応募期間 | 平成30年6月1日~平成30年8月31日 ※本年の応募は終了しました。 |
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対象 | 小学生以下の児童・園児の方 |
テーマ | 「農業で働く家族」 お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど、がんばって農業で働く家族 |
応募方法 | 指定応募用紙に必要事項を記入し、平成30年8月31日までにご応募ください。 ※応募作品の権利は主催者に帰属し、作品の返却はできません。 |
表彰について |
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審査 | 社内審査および外部審査により選定受賞者の発表は平成30年10月頃、井関農機ホームページにて行います。 ※コンクールの応募については、日本国内に限ります。 |
第23回(2018年度)の審査の模様
応募いただきました作品の中から、全国の各地区で入選した505作品を東京本社事務所に展示し、社内審査、および専門家の先生方をお招きした社外審査を開催しました。審査会の模様をお伝えします。

力作が多く集まりました。

社員からは感心の声が聞こえました。

多くの作品の中にも地域性が見られます。

1枚1枚じっくり審査してくださっています。

先生方の審査にも熱が入ります。

厳正な審査の結果、入賞作品が決定しました!
審査に参加いただいた先生方のご紹介

藤澤 英昭(ふじさわ ひであき)先生
経歴:1944年生まれ
千葉大学教授、千葉大学教育学部長を歴任
1996~98年 小学校指導要領作成協力者会合委員(図画工作)
現在千葉大学教育学部名誉教授
子どもたちが、農業に対して感じたことを、エネルギーを込めて描いていることが伝わり、すごいなと感じました。地区選考で選ばれた、約500作品の中で、全国入賞作品を選ぶことが難しく、良い作品ばかりでした。

古城 和明(こじょう かずあき)
経歴:1936年生まれ
中央大学法科に学ぶ
1958年 井上三綱に師事、水墨画の技法を感得
1998年 第29回国画展 東京都知事賞受賞
現在、国画院会長
子どもたちが農業というものを、自分の世界の中に取り入れて描いたことが感じられます。多彩な作品から、子どもたちの目から見た農業はこれからも盛んであるということが伝わってきました。
第23回(2018年度)受賞作品


- パパぼうじょがんばれ~
- 舛屋 留未音さん 10歳(北海道)
枠の外まで、広大な大地が広がっていることが感じられる作品。機械の素材感をうまく表すことができている。

- たうえ
- 井田 大翔さん 4歳(滋賀)
自分が田植を見ながら感じた、すがすがしい空気感がよく表されており、こちらまで伝わってくる作品。

- 古と今の田植
- 平岡 歩さん 10歳(山口)
2面に分けるという、大胆でありよく考えられた構図の作品である。テーマを絵で、よく表現できている。

- 直接株元に肥料がいく田植え機で植えたら、8月ごろ株が10倍位大きくなった!肥料が前より少なくて米が沢山出来るとすごく家族が喜んでいます
- 小野 千沙都さん 11歳(大分)
農業のいろんな場面を9つに分け、農作業の手順を表している。手間をかけて描いており、楽しく鑑賞できる作品。

- おいしいつちをつくるおじちゃん
- 谷川 うのさん 7歳(鹿児島)
農業の基本である土づくりをテーマに描いた稀有な作品。まだ耕される前の、ごつごつした土をよく表現できている。


- 米づくりをしている大好きな
じいちゃんばあちゃん - 森 心音さん 12歳(北海道)

- 実りの秋
- 高橋 実夢さん 9歳(福島)

- 一生けん命
- 浜田 結菜さん 11歳(神奈川)

- 大きなすいかがとれたよ
- 前島 舞葉さん 6歳(群馬)

- 家族で稲こき
- 新美 義昌さん 9歳(愛知)

- ラジオききながらのしゅうかく
- 西崎 悠真さん 8歳(三重)

- 野菜とれたよ
- 濱 有紗さん 10歳(石川)

- すいかあま~い
- 平井 斗翔さん 4歳(大阪)

- じいちゃん家の畑
- 菅原 大凱さん 10歳(愛媛)

- キャベツをつくるじいちゃん!
- 久保 かおりさん 8歳(鹿児島)
家族がそれぞれの役割に分かれ、農作業の成果である収穫作業を、明るく楽しく行っている様子がカラフルに描かれている作品。