認められた確かな技術

特許庁は、企業のグローバルな事業展開を支援し、イノベーション(技術革新)の促進に寄与するべく、日本の審査結果が海外でも通用し海外で迅速に権利化が図れるよう、国際的に信頼される質の高い審査の実現を目指し、世界最速・最高品質の審査の実現に向けた努力をしていくとしています。
当社の特許公開数は、日本における分野別公開数統計表において、2000年~2006年の「農水産分野」及び分野編成が変更された2007年~2014年の「その他の特殊機械分野」で通算15年連続第1位となり、さらに、分野別登録数統計表においても2016~2017年および2019年に「その他の特殊機械分野」で1位を獲得しております。
これらの結果は、当社の創造活動が活性化し、活発な技術開発が行なわれている証です。
また、当社は毎年高い特許査定率(特許庁の審査官が1年間に審査した件数のうち、特許として認められた件数の割合)を維持し、2004年~2010年および2012年~2017年の間、2019年~2021年の間、全産業中連続第1位を獲得しています。
この特許査定率の高さは、当社の発明の質の高さ、すなわち技術力の高さの証です。
当社では、発明、権利の取得・管理等についての取り扱いを、就業規則、職務発明取扱規程等に定め、発明者には、これらの規程等の運用による発明報奨、社内外の表彰等によって発明創作へのインセンティブを与えています。
そして、井関グループ全体の創造性の活性化と技術総力を発揮するために、その根幹である人材育成に注力し、知的財産教育・創造性教育を行っています。
このような知的財産体制が整っているからこそ、優れた商品、確かな技術を開発することができるのです。
1.分野別登録数順位
2016~2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | |||||
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分野 | ※その他の特殊機械 | ||||||||
順位 | 1位 | 2位 | 1位 | 2位 | 2位 |
※特許行政年次報告書(特許庁公表)では、従来、日本における分野別公開数(前々年実績)が公表されておりましたが、2017年度版
から日本における分野別登録数(前年実績)が公表されております。
(ご参考)分野別公開数順位
2000年~2006年 | 2007年~2014年 | |
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分野 | 農水省 | その他の特殊機械 |
順位 | 7年連続1位 | 8年連続1位 |
通算15年連続1位 |
※2009年版から分野編成が変更され、農水産分野は「その他の特殊機械分野」に包含されました。
2.特許査定率と順位
2004~ 2010年 |
2011 年 |
2012 年 |
2013 年 |
2014 年 |
2015 年 |
2016 年 |
2017 年 |
2018 年 |
2019 年 |
2020 年 |
2021 年 |
|
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特許 査定率 |
省略 | 91.8 % |
94.7 % |
97.0 % |
99.2 % |
97.5 % |
100 % |
98.1 % |
96.4 % |
97.7 % |
98.7 % |
97.2 % |
全産業 順位 |
7年連続1位 | 2位 | 6年連続1位 | 2位 | 1位 |
※特許査定率=特許審査件数/(特許査定件数+拒絶査定件数+取下・放棄件数)