移植技術部 Y.Y.

入社年 | '14年4月 |
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出身学部 | 農学研究科 食料共生システム学専攻卒 |
所属 | 移植技術部 |
担当業務 | 田植機の開発設計 |
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勤務地 | 愛媛 |
現在の仕事の内容
「女性や高齢者にも扱いやすい田植機」を目指して、小型田植機の開発に携わっています。検討、設計から試作や試験に至るまで全て自分たちで行うため、やることは多くて大変ですが、実際に機械を組み立てたり圃場で試作機を動かすことによって、新たな問題点に気づけたり新しいアイデアのきっかけになることもあります。特に女性の少ない職場なので「レバー荷重が重い」など、女性でなければ気づきにくい点に関しては積極的に意見するようにしています。

仕事をしていて嬉しかったこと
技術部では毎月新しいアイデアを絵や文章に書き起こした発明提案書を提出します。昨年の上半期、毎月平均15~20件ほどの提出を心がけ、採用ポイントを稼いで新人賞と敢闘賞をいただきました。自分の担当機械の開発に携わる中で「こういう機能があったらいいな」と思ったことを書き起こしていくのは楽しかったです。最初はアイデアが浮かんでも具体的な構造を考えるのがなかなか難しかったのですが、業務の中で実際に機械の構造をよく観察して参考にしました。
皆さんに一言
就職活動をするなかで、「自分が何をやりたいかわからない」と悩む時期もあると思います。そんなときは自分が少しでも興味を持ったことなどを挙げてみて、広い視野で考えてみるのがいいのではないでしょうか。私は農学部で学んで感じてきたことから「農家の方に貢献できる仕事がしたい」と思ってこの会社に決めましたが、自分の専門と関係ないことでも全然良いと思います。行き詰ったら一度柔軟に考えてみてください。
一日の業務フロー

試作で問題があった部品について改善した図面を作成しました。
明日以降新しい部品の試作を行い組み付け確認します。