実証

2023.12.14更新者:ISEKI

ISEKI×アグリノートで効率的な農業運営とその活用方法について

ISEKI×アグリノートで効率的な農業運営とその活用方法について

※本記事は2020年4月24日、2020年12月18日、2021年5月28日に井関農機㈱のHP(夢総研だより)に掲載された内容を転載・再編集しています。

 

「管理する圃場が増え、白地図や台帳での管理が難しくなってきた」
「昨年と今年の比較や改善策を考えるのに、手書きの作業記録では分析しづらい」

 

このような困りごと、営農支援ツール「アグリノート」で解決しませんか?

お問い合わせはこちらから


概要

テーマ登録日2023.12.14

Googleマップを利用して作業管理!

アグリノートは、パソコンやスマートフォンを使って、圃場や農作業など営農に関するさまざまな情報を記録・集計・出力できる営農支援ツールです。

Googleマップをもとに自分の圃場マップを作製し、記録したことはすべて圃場ごとに振り返ることができます。マップを見ながら記録を確認できるので、進捗確認や比較といった管理作業が直感的に行えます。

○ポイント
・Googleマップで自分の圃場がわかりやすくなります。
・作業進捗に合わせて自動で色塗りされ、一目で分かります。
・圃場ごとのコストを自動で集計できます。
・クラウドサービスでいつでも、どこでも共有できます。

アグリノートを使えば作業進捗が自動で色分けされて表示できるため、地図上でパッと見て確認できます。全体の進捗を把握し効率化された段取りを組めるので、ムダを削減することができます。

また、アグリノートはクラウドアプリのため、圃場にいても事務所と同じデータを共有することができます。圃場先で作業進捗や現在位置を確認できることで、作業漏れや作業場所の間違い防止に役立ちます。


レポート1

最終更新日2023.12.14

連携機能でアグリノートに自動記録

ISEKIの農機+アグリサポートとアグリノートを連携すればデータを一括化し、お互いに取得できなかったデータを補完しあうことで手入力作業を軽減することができます。
※アグリサポートは機種により対応可否がありますのでカタログ等をご確認ください。

○ポイント
・ISEKIの農機で作業するだけで接続した端末にデータを自動蓄積できます。
・1ボタンでアグリノートに自動で送信し、記録をつけてくれます。

ISEKIの農機は作業した日付・時間・GPS位置情報・オペレーター・作業機種などを端末に自動で蓄積することができます。

この情報をアグリノートで利用することで、作業記録を自動作成することができます。より簡単に作業記録を作成できるため、記録もの煩雑さを軽減し記録漏れや誤記録の防止に役立ちます。

作業時間や資材使用量、燃料消費量なども圃場ごとにアグリノートに自動記録することができ、燃料費や人件費、資材費といったコストを正確に把握しムダ削減につなげることで経営の効率化が図れます。


レポート2

最終更新日2023.12.14

連携機能でアグリノートがさらに便利に

さらに! 連携することで新たに機能が追加されます。

○ポイント
・作業軌跡がいつでも再生できるので、確認や指導に便利です。
・農機の位置がどこでも確認できます。
・スマート農機の情報をアグリノートに集約できます。

ISEKIでは、「アグリノート」をラインアップしています。まずは無料プランから利用スタート!無期限で、100圃場・20記録まで全機能をお試しできます。

本格的に導入する際には、組織内の利用人数や利用する端末数を問わない有料プラン:年額6,000円(税別)をおすすめします!

この機会にアグリノートで圃場管理してみませんか?

詳しくはこちら

次からは、アグリノートの活用例についてご紹介していきます。


レポート3

最終更新日2023.12.14

【活用例①可変施肥】初心者でも簡単、お手軽設定の可変施肥

さて、可変施肥という言葉を聞くと、面倒で難しそうというイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。きちんと機能を使いこなせるのか不安を感じる方もいらっしゃるかと思います。

しかし、いざ「アグリノート」を活用してみると驚くほど『簡単・手軽』に作業することができるんです!

今回使用したPRJ8可変施肥仕様は圃場の肥沃度や作土深によって基準の施肥量から自動で減肥する田植機です。

可変施肥に必要な設定は営農管理ソフトのアグリノートから行います。田植えする圃場を選んで、基本の施肥量と3段階の減肥率を設定するだけでOK。

今回は、基本の施肥量として昨年の作付けに合わせた40kg/10aを、昨年度は倒伏傾向がみられたので減肥率の最大値を35%⇒14kg/10a減まで上げて、その他は品質を平準化するために
2段階目の減肥率 20%⇒8kg/10a減
3段階目の減肥率 10%⇒4kg/10a減
に設定し、登録しました。

田植え当日も含め難しい操作は一切ありません。圃場に到着したら、タブレットで自分の圃場を検索。ワンタッチであらかじめ決めていた可変施肥の設定が田植機に反映されます。

あとはいつも通り田植えするだけ!

設定に手間取ることもなくスムーズに作業が開始できました。

施肥量は田植機本体のモニターから直接入力することもできるのでPCがない方でも使用できます。


レポート4

最終更新日2023.12.14

【活用例①可変施肥】可変施肥の結果&土壌状態が一目でわかる

田植え後には場所ごとの肥料の散布量(減肥率)、測定した作土深、肥沃度が自動でマップ化されるので、目に見えない土壌の状態を把握することができます。

枕地など倒伏が心配な深い場所でも思い描いた通りに減肥できたことを確認できるので安心できます。

また、アグリノートには今年の収量や倒伏の状態をアグリノートに記録することで圃場ごとの収量・倒伏状態の良し悪しを自動で色分けし、表示する機能があります。

例えば収量・倒伏状態を見ながら、次年度、基本施肥量、減肥率を調整することでさらなる収量増につなげることもできそうですね。

ぜひ、アグリノートを活用して、可変施肥に取り組んでみませんか?


レポート5

最終更新日2023.12.14

【活用例②GAP】GAP導入が楽になる

最近よく耳にするGAPについて、食の安全、オリンピック食材関係で耳にする機会も増えましたが、GAP認証取得って、取り組むのなんだか大変そうだな・・・というイメージがありませんか?

そんなあなたに!

営農支援ツール「アグリノート」を活用すると、GAP導入が楽になります!


GAP認証取得とは?~JGAPを例に~

JGAP認証取得とは、日本GAP協会の定めた適合基準書をもとに農場のルールを作り、認証機関の審査を受けることで取得できる認証です。栽培~出荷までの工程が安全であることを証明でき、消費者・食品事業者の信頼を確保することができるようになります。

「食の安全」のために取引先から取得を求められるケースが増えており、また、農場の経営をより良くするために取り組む、という生産者も増えています!

そして、JGAP認証を維持していくためには、認証取得後も維持・継続審査を受けていくことになります。

農場のルールを決定・実施するためには、帳票や台帳の作成、農場ルールの従業員への共有、商品管理体制づくり、日々の記録など、やることがたくさんあります!

想像しただけで大変そう・・・
書類たくさん作ったりするのかな・・・

そんなGAP導入への取り組みを楽にするのが、アグリノートです!

実際にアグリノートが役立つ3つの事例をご紹介します!
①圃場と施設の地図
②作業記録
③農薬の散布記録


レポート6

最終更新日2023.12.14

【活用例②GAP】JGAPでは、圃場と施設の地図や、圃場での作業の記録が必要です

①圃場と施設の地図

JGAP では、周辺の状況を記載した圃場と施設の地図が求められます。

この地図は、食の安全や労働安全のリスク評価を行う際に活用します。そのため地図内には、各圃場についての情報に加え、農産物取扱い施設や倉庫の情報、圃場の危険箇所など様々な情報を書き込んでいく必要があります。

従来の方法では、自分で白地図やグーグルマップを印刷し、手書きで書き込みを行わなければいけませんでした。

新しく圃場が増えたり、減ったりした場合、地図の書き直し等更新作業が大変!

そこで、アグリノートを活用すると・・・

アグリノート上で圃場や施設を簡単登録! 圃場の追加等の管理や帳票づくりが楽になります!

アプリから地図情報を見ることもできるので従業員への共有も楽になりますね♪

②作業記録

JGAP では、圃場での作業の記録が必要です。

例えば、耕うん・収穫・農薬散布など、自分が行った分だけでなく、従業員が担当している分についても作業の記録を付けていかなければなりません。

あ!記録つけ忘れた・・・
今日の分、従業員に聞き取りしないとな・・・
この作業、どの圃場で行ったかな・・・
毎日の記録は大変!!!

そこで、アグリノートを活用すると・・・

作業が終わったら、各従業員がその場でスマホから作業記録が入力できる!

また、アグリノート上で記録の管理や確認もできるので記録忘れや聞き取りの手間も減らせますね♪

アグリノートを活用することで、作業の記録や管理が楽になります!


レポート7

最終更新日2023.12.14

【活用例②GAP】JGAPでは、農薬の散布記録が必要です

③農薬の使用記録

JGAPでは農薬取締法等の基準内で管理していることを示すため、全ての農薬の散布記録が必要です。

作付した品目について、栽培期間で使用した農薬について全て記録していかなければなりません。

そのため、自分が使用する農薬について有効成分や使用方法、使用回数等について調べなければいけません。そして、その農薬の使用について、基準内で管理していく必要があります。

農薬のこと自分で調べるの大変だな・・・
今この農薬何回使ったかな・・・
使用回数の管理、忘れそうだな・・・

そこで、アグリノートを活用すると・・・

アグリノートに防除記録を入れるだけで、使用回数が管理できます!

また、農薬使用基準の使用回数に達した場合はアラート表示で教えてくれます。

ぜひ、アグリノートを活用して、GAPに取り組んでみませんか?