夢総研だより


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野菜

【ジャガイモ】機械化一貫体系 収穫編

こんにちは、夢総研です!
水田転作で水田をうまく活用していきたい方へ
ジャガイモの収穫作業についてご紹介します。
ジャガイモの栽培において最も時間のかかる作業は収穫作業で、茎葉処理・掘りあげ・拾いあげ・選別・積み込みといった作業があります。
今日はこの一連の作業の中で、掘りあげ、拾いあげ・選別について触れたいと思います。

掘りあげ

皆さんはジャガイモを掘ったことがありますか?
私は子供の時にスコップを使って汗だくになりながら、必死に掘りあげていた記憶があります。
ただ仕事としてジャガイモを栽培し収入を得ていくには、そんな人手に頼った掘りあげ作業では明らかに非効率で、すぐに限界がきてしまいますよね。

そこで今回、私たちはジャガイモの掘りあげに掘取機を使用しました。
♦掘りあげに使用した機械
・トラクタ ハイクリアランス(RTS25 S54JV)
・掘取機 (BL-125) 松山(株)

作業はトラクタで引っ張っていくシンプルなものになります。掘りあげられたジャガイモはコンベアで後ろに運ばれ、地表面に置かれていきます。おおよそ約40分/10aでの作業が可能です。

スコップだと1株に対し2回くらいは掘ってあげないときれいに全部掘りあがらないですよね。掘取機なら1回走るだけで全部掘りあげてくれるから、すごく効率的で、なにより体が楽なんです!!

ちなみに、トラクタは中耕培土で使用したものと同じです。作業機を変えることで中耕培土と掘りあげ両方ができます。

拾いあげ・選別

さてジャガイモを掘りあげた次にする作業といえば拾いあげですね。
拾いあげはコンテナに入れるだけでサッと終わりそうなイメージですが、実際は腐敗したジャガイモはないか、畝から露出して緑化していないかなど、選別をしながら拾いあげる作業になります。
1つ1つのジャガイモを確認するだけでも、かなりの時間がかかってしまうことは簡単に想像できますよね。

そこで今回は拾いあげ・選別作業に自走乗用ピッカーのアガールを使用しました。アガールはオペレーター1人と選別3人の4人で作業を行うピッカーです。
♦拾い上げ・選別に使用した機械
・自走乗用ピッカー アガール(iPK1)田中工機(株) 


オペレーターはピッカー前方の収穫口を畝に合わせたら、あとはまっすぐ進むだけです。

前方で拾い上げられたジャガイモはコンベアにより機体後方の選別テーブルまで運搬されていきます。その際、コンベアには振動装置がついているので、不要な土をここである程度落とすことができます。

選別テーブルにジャガイモが運び込まれたら、選別作業者よってテーブル内に混入した土塊や腐敗球などが取り除かれます。出荷できると判断されたジャガイモはテーブル上をそのまま移動し、3人目の選別員を通過した後にコンテナに入るので、余裕をもって選別することが可能です。

圃場条件により作業スピードは異なりますが、今回の拾い上げ作業では約4時間50分/10aとなりました。

またこちらのピッカーはタマネギにも使用可能です。
今後も積極的に水田転作を行い規模拡大をしていきたい、ジャガイモ・タマネギを主力にしたいといった時に、このピッカーの汎用性はありがたいですね。

参考 茎葉処理について

収穫作業を行う前に、茎や葉をあらかじめ切って処理することで、収穫機での作業が行いやすくなります。
*時間は、弊社で測定しました。茎葉の枯凋及び雑草の有無により多少時間は変動します。
♦茎葉処理に使用した機械
・トラクタ+フレールモア (TM18+FMZ12) ⇒作業時間 1時間12分/10a
・茎葉引抜機(T5N)田中工機(株) ⇒作業時間 2時間22分/10a
・刈払い機 ⇒作業時間 3時間12分/10a


栽培面積や、どこまで茎葉処理にコスト・時間をかけるのかを考慮したうえで、お客様の体系にあった茎葉処理方法を選択します。



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