夢総研だより


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野菜

【ジャガイモ】機械化一貫体系_うね立て・定植・土寄せ編

こんにちは、夢総研です!!
みなさん、ジャガイモ栽培されたことはございますか?
ジャガイモは、日本では春秋の年2回栽培ができるナス科の植物です。
皆さんが食べているイモの部分は実は茎の一部なんですよ、知ってましたか?
豆知識はこれくらいにして、、

今回は、石川県の水田転作圃場で行った、ジャガイモの機械化一貫体系について紹介します。
まずは、うね立て・移植・土寄せ編です!

自動操舵でうね立て

ジャガイモは水はけの悪い畑では、根腐れを起こしてしまうため、排水対策が必要です。
今回は、排水対策として事前に圃場の周りに明渠(地表水を排水する溝)を作っておきました。
でも、北陸の春は大雨続き、、
そこで、露地栽培ですが高めのうね(高さ25cm)で栽培することにしました。万全の対策のはずっ!

◆機械
・トラクタ 23馬力(ヰセキ RTS23)
・自動操舵ガイダンスシステム(トプコン X25)
・ロータリ140cm(ヰセキ RAS14)
・2うね成形機 条間75cm(鋤柄 RM2-110)


ちなみに条間75cm、すそ幅は50cmの露地栽培です。
同じ条間をキープするのは、至難の業、、
そこで、自動操舵ガイダンスシステム(トプコン X25)を使用。
簡単に言うと、ハンドル持たずで真っすぐうね立てを行うことが出来る優れもの!

このシステムを使用すると初心者でも真っすぐなうねを簡単に立てることが出来ます(最低車速は1km/h)。
車速1.0~1.6km/hで走行し36分/10aで作業しました。

<自動操舵でうね立てのメリット>
・真っすぐ走らせることに集中しなくていいので、非常にラク。
・圃場内のうねの本数が予定通りにとれる。
・条間が均一なので土寄せ等の管理作業がしやすい。

移植機で定植

次に、ジャガイモの定植です。

今回は「メークイン」、「とうや」の2種類の種イモ(Sサイズ)を用意しました。
大きい種イモはたくさん芽が出て、個数は増えますが小イモになってしまいます。
種イモは、大体30~40gの小さいものが最適です。

◆機械
半自動野菜移植機(PVH100-60JX)


この機械は、ジャガイモとサトイモを植える機械です。
定植作業やったことがある方はご存知とはおもいますが、
腰をかがめた作業はかなりキツイ、、、

使用した移植機は、基本的に一人作業で、機械に並走して回転するカップの中にイモを入れていくだけ!
機械はうねに追従するので、簡単に芋を植えることができる優れものです。
実作業時間で1時間29分/10a/1人で作業出来ました!
お客様のお話では、今まで4,5人で手作業していたのが、1人作業で楽々できて、しかもこれまでより速い!
人件費を考えると、2年あれば元が取れると大好評でさっそく導入して頂きました。

<ジャガイモ移植機のメリット>
・手作業の約5倍の植え付け速度で植え付け可能。
・植え付け深さが一定。
・立ったままの作業なので手作業に比べて、楽ラク作業。


詳しく知りたい方はこちら

定植後、雑草対策としてゴーゴーサン乳剤の散布を行って頂きました。

土寄せ

ジャガイモ露地栽培では、株元に土寄せを行うのが基本!
土寄せには以下の目的があります。

・うね間の除草
・浅植えの場合、ジャガイモの緑化を防止
・ジャガイモの肥大促進

時期としては、2回
1.芽が出そろったタイミング(草丈約10cm)
2.つぼみが見え始めるタイミング(草丈約30㎝)

◆機械
・トラクタ ハイクリアランス(高床)(RTS25 S54JV)
・ロータリカルチ(ヰセキ CR33)
・ピンク培土器(宮丸アタッチメント研究所)
今回使用したトラクタは、ハイクリアランス仕様で野菜の管理用トラクタです。

特徴は下記の通り。
・最低地上高が54cmで高床
・タイヤトレッドが120~150cmまで可変可能

多様な野菜体系に対応でき、おすすめです!

44分/10aで作業完了しました。
うね間にあった雑草は、ロータリカルチで除草成功。
さらに一度に3溝分の土寄せが可能なので、管理機に比べて早くて楽ラク作業できちゃいます。

<ハイクリアランストラクタとロータリカルチのメリット>
・トラクタ 高床で作物を傷つけない。
・トラクタ 様々な条間に合わせられる。
・ロータリカルチ 一度に3溝分の土寄せと除草が可能。


収穫が待ちどうしい!!

次回は、ジャガイモ収穫編です。



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