実証事例紹介

可変施肥田植機をつかって、
様々な圃場条件にて実証試験を行いました。

【1】可変施肥×カルパー直播
直播圃場の倒伏を軽減でき、収穫効率大幅UP

場所:富山県小矢部市/品種:コシヒカリ

H27年富山県小矢部市/コシヒカリ

可変区 慣行区
基本施肥量 30kg/10a(N6.3kg)
減肥率 30-20-10% -
実測減肥量 -14% -
全刈収量(kg/10a) 446 444
穂数(本/㎡) 381 421
くず米率(%) 16 26
玄米タンパク(%) 6.0 6.6
整粒歩合(%) 83 81

生育概況

  • カルパーコーティング直播での実証では、可変施肥により実測で基肥で14%の減肥になった。追肥はなし。
  • 収穫期まで慣行区の生育量が大きかったが、部分的に倒伏が出て、屑米が増えた結果、収量は可変区と慣行区で同等。玄米タンパク・整粒歩合など品質は可変区が優れた。
  • 可変区の収穫作業効率は部分的に倒伏した慣行区に比べ優れた。

【2】可変施肥×合筆跡
いつも倒伏していた盛土側の稲が倒れなくなった

盛土側の倒伏を軽減!

切土側 盛土側
基本施肥量 35kg/10a(N5kg/10a)
減肥率 30-20-10%
全刈収量(kg/10a) 547 606
玄米タンパク(%) 6.4 6.4
整粒歩合(%) 77 76

生育概況

昨年強く倒伏した盛土側は可変施肥により、相対的に作土が深く肥沃度が高いと判断された。盛土側は積極的に減肥され、倒伏が軽減された。

収量では、盛土側の方が高い傾向で、切土側に比べ倒伏傾向はあったが、収穫作業には支障はなく、また玄米品質には悪影響はないは切土側と同等だった。

【3】可変施肥×野菜跡
野菜残渣をすきこんだ箇所をセンサで検知し倒伏を軽減した

可変区倒伏なし

可変区倒伏なし

慣行区倒伏

設定と結果
基本施肥量 35kg/10a
減肥率 30-20-10%
減肥量 -14.4%

生育概況

  • ・野菜跡転作水田で可変施肥を実証した結果、周辺の転作水田が倒伏する中、倒伏を大幅に軽減することができた。
  • ・土壌センサによる分析では、肥沃度にははっきりとしたムラがでており、野菜(カブ)を収穫せず鋤きこんだ箇所で特に肥沃度が高くなっていた。
  • ・可変施肥により肥沃度の高い箇所は20%程度の減肥をしたため倒伏を軽減できた。

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